近年MVNOの普及により、携帯料金の見直しを行う人が増えてきたかと思います。
しかし、どのMVNOも5分以上のかけ放題は対象外が多く、実質電話は制限付きです。
仕事で電話をよく利用する方は、データSIMとガラケーの2台持ちをする必要性が出てきます。
各社のかけ放題の料金を比較してみましょう。
au
月額基本使用料 |
「誰でも割」適用時(2年毎更新) |
2,200円 |
各種割引サービス適用前 |
3,700円 |
・かけ放題サービス名称:「カケホ」
料金は上記の通りだが、すでに利用中の電話番号そのままでかけ放題に変更するには3Gケータイが必要です。
また、通信方式が「CDMA2000」なので、格安スマホなどは、ほとんど対応していないため注意が必要です。
docomo
月額基本使用料 |
「定期契約」適用時(2年毎更新) |
2,200円 |
各種割引サービス適用前 |
3,700円 |
・かけ放題サービス名称:「カケホーダイ」
3Gケータイは在庫のみの扱いになるみたいで、新規の場合は注意が必要。
デュアルSIMなどで運用する場合は、スマホ料金にされないように注意が必要。
基本的にカケホーダイのみと答えればその料金で設定してくれる。
Softbank
月額基本使用料 |
「2年契約」適用時 |
2,200円 |
「2年契約(フリープラン)」適用時 |
2,500円 |
|
各種割引サービス適用前 |
3,700円 |
・かけ放題サービス名称:「スマ放題(ケータイ)」
3Gケータイの新規受付は在庫のみで、ほぼ終了しているのが現状。
手持ちのケータイやスマホで契約するのが基本となりそう。
通常の2年契約に加え、フリープランがあるのが印象的。
これは、2年契約が満了してからは2年毎の更新にならず、24ヶ月が過ぎたら自由に解約できるのが特徴だ。
以前はガラケー乗り換え割り(3年契約)などで格安にかけ放題を契約できたが、最近は通話サービスにはかなり消極的な印象。
というのも4Gケータイを売り出したため、3Gケータイは終息させたい意向なのだろう。
まとめ
各社とも基本的な契約で最安は2,200円で一律だ。
ただ、格安スマホやSIMフリースマホを使う場合は通信方式に注意しなければならない。
auは「CDMA2000」に対応していないと3G通信ができない。
また、利用するスマホの対応バンドも確認しておかなければならない。
SMSは各社とも同社間なら無料である。
現時点で無難なのはdocomoSIMにして格安スマホにSIMカッターを使って差すのがベター。