ヒールアンドトゥって?
つま先でブレーキを踏みながらかかとでアクセルを踏むことです。
高速域での減速で、ブレーキングをしながらアクセルを煽り、ブリッピングしながらシフトダウンをするためのテクニックです。
トヨタ車はやりづらい?
トヨタ車に限らず比較的ブレーキのペダル位置が高く、アクセルペダルの位置が低い位置にあることは多いです。ブレーキを思いっきり踏み込んでやっとアクセルに届くクルマも多々あります。
110系マーク2は個人的にこのヒールアンドトゥがやりにくい気がします。アクセルペダルが奥まっていて上手く踏むことができないため、解決策を模索しました。
やりやすくする方法は?
ブレーキの遊びを増やして調整する
ブレーキペダルの効き始めるまでの遊びを増やして、ブレーキとアクセルの踏み具合を調整する方法です。ですが、一般道など走行する事が想定される場合は全力で踏み切るまでにロスを要すので危険が伴います。
アクセルの遊びをなくす
アクセルペダルに遊びの余力が有る場合のみですが、遊び領域をなくすことでアクセルを煽りやすくなります。電スロ車の場合はスロットルコントローラーなどを付けて、初動のスロットル開度を上げることで改善できることがあります。
ペダル位置を調整する
クルマのペダル類は基本的にブラケットで固定されているので、ブラケットの間にワッシャーなどスペーサーを噛まして高さを調整することもあります。極端な例ですとペダルの角度自体を変えてやることでやりやすくなる事も多いです。
ペダルの高さを調整する
ペダル類に何かを付ける、ゴムカバーを外すなどで高さを調整する方法です。社外品のペダルカバーは高さを調整できる機能が備わっている商品が多いです。簡単に調整できるので、今回はこの方法で取り付け方を説明します。
アクセルペダルカバーの取り付け方法
購入した商品
私はすでに取り付けてあるブレーキペダルに干渉する恐れがあったため、Sサイズにしましたが、この車種はLサイズの方が良いです。Sサイズですと上下の寸足らず感があります。
アクセルペダルを掃除&脱脂する
汚れたままですとキレイに付かないどころか走行中に脱落する可能性があるので、掃除と脱脂をしておきます。
付属のブラケットに両面テープを付ける
両面テープを裏側に貼り付けます。丁度良い長さに両面テープをカットします。
ペダルに貼り付ける
アクセルの表側にブラケットが来るように両面テープで貼り付けます。ステーはあらかじめ形を曲げておく方がやりやすいです。
ステーを折り曲げてネジ止め
ステーを表側に折り曲げて、ネジ止めをします。なるべくきつく引っ張る感じでステーを折り曲げました。
ペダル本体をブラケットに固定
ブラケットの上下にビス止めの引っかけと穴がありますので4ヶ所を固定します。スペーサーが付属されていますので、丁度良い高さになるまで調整してネジ止めをします。
Sサイズですと純正のアクセルペダルがカバーのネジ位置よりも大きいため、固定が甘い可能性があります。ですので同じ110系のかたはLサイズを選択した方が良いです。
レビュー
何度か高さを調整しては乗ってを繰り返して納得の行く高さにする事ができました。ヒールアンドトゥも非常にやりやすくなって満足です。アクセルペダルの左下の部分は広げることができるようになっているので、ペダルが左右で離れている場合でも対応できそうです。
ペダルの質感もスポーティでよさげです。アルミなので雨の日は滑る感じが少ししますけどw